今回、守秘義務契約をしていないのですが、大手企業なので写真はここまで。床に設置する水平シャッターの工事をしました。相手工場の3連休を狙って7人が常時入って合計21人工。何が難しいって、幅の狭さです。駆動モーターの幅ギリギリ。殆ど同じシャッターを手がけた事は有りますが、その時より30センチ狭いです。スプロケットもシャフトも何も、駆動部が収まらない。それでいて全長は5m有って、しかも中間ストップの二段リミット。さらに、動作が速い。試作して動作試験が工場で出来れば良いのですが、未だかつてそのような悠長な準備が与えられたたことは無いです。今回もぶっつけ本番。スムーズに動いた時は本当にホッとしました。このような細い床のスリットは、もし人がうっかり落下すると確実に救急車の世界です。このシャッターは頑丈です。これで、常時閉めてもらうと危険は減るでしょう。今回面白かったのはメロディー警告音。ピットに人がいるのにシャッターボタンを押した時、ピットに人がいないのにシャッターが開いたままの時(閉め忘れ)、シャッター先端に物がぶつかって座板停止が効いた時、それと普通にシャッターが動いているとき、全て違うメロディーが鳴ります。そのメロディーの一つにモンキーズのデイドリーム・ビリーバーって、懐かしいです。